みんなちがって、みんないい
みんなちがって、みんないい
「みんなちがって、みんないい」という言葉は、金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」の最後の一節ですが、昔は「そんなのいいわけない!」と思っていました。(苦笑)
みんな違うからよくわからなくて余計な摩擦がおきる。
みんな一緒なら意思疎通が楽だからトラブルがおきない。
とかなんとか屁理屈をつけてました…(恥)
でも、今はこの意味もよくわかるし、本当にそのとおりだなと思います。
コミュニケーションのストレスの原因とは?
「みんなちがって、みんないい」
確かにそのとおりなのですが、現実にはこの「違い」がコミュニケーションストレスの大きな要因になっています。
人がストレスを感じる要因の一つに
「わからない」
という事があります。
・相手の考えがわからないからイライラする
・自分が想定していない行動をとられてイライラする
・自分が思ってもみない事を言われて悲しくなる
・自分が言った事を理解不能の解釈をされて困る
等々…
「わからない」というのが要因でストレスになってきてしまうのです。
では、この「わからない」が「大体わかる」状態になったらどうでしょうか?
先程の例を「大体わかる」という内容の質問文にしてみると…
・相手の考えがわかっていたらイライラする?
・自分が想定している行動をとったらイライラする?
・自分が思っていた事を言われても悲しくなる?
・自分が言った事が理解の範囲内で解釈をされても困る?
こうなると、答えは全部「ノー」になりませんか?
場合によっては大体わかるが故におかしくなって笑いが出ることもあります。(実体験から)
人は、生まれた時間、場所、環境、その他何もかもが異なります。
ですから、人はそれぞれ違うのが当たり前なのでその前提で関わりあっていく必要があります。
コミュニケーションストレスをゼロにすることは可能か?
では、コミュニケーションを取る上で、この「わからない」は解消されないのか?という事ですが、100%わかるのは無理です。
しかし、傾向性やパターンを知ることは可能です。
特に具体的に調査をしたわけではないので私の感覚値になりますが、普通は10%もコミュニケーションをとる相手の事をわかっていないと思います。
でも、傾向性やパターンがわかるだけで、コミュニケーションストレスをゼロに近づけることは可能です。
コミュニケーションストレスがゼロに近づくとどういう事が起こるかというと、コミュニケーションをとる上で精神的な余裕が出てきますので、コミュニケーションが良い方向に向かいます。
何か凄く当たり前の事しか書いていないようですが、そうなると良いと思いませんか?
では、その人の傾向性やパターンを知る術はあるのかという疑問が出てくると思いますが、これはあります。
でもまずは自分で探してみてください。
私も色々と調べたりして勉強したりしました。
最終的には私はある方法を知ってから劇的に効果がありましたが、それはそれまでに自分で色々と調べて勉強していたからこそ効果があったのだと思います。
なので、まずは自分なりに調べてみてください。
私が劇的に効果があった方法に関しては、また別の機会に書いてみようと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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